古民家のリノベーション

近年 古民家のリノベーションのご依頼が増えています。 
リノベーションによって古民家がどう変わるのか…とて
もワクワクします。
古民家の持つ魅力やたたずまいを活かしつつ、生活しや
すいよう機能を充実させていくのは複雑でとても難しい
作業だと思います。
ご承知のように、古民家といってもいろんなタイプの家
があり、畳を使うこともあればフローリングに…という
こともあります。
今回は畳を使用し、奥行きを活かした和室の”醍醐味”を感じ
させる仕様となりました。

この眺めは和室本来の良さを実感していただけるのでは
ないでしょうか。

こうしたスタンダードな畳はもちろん、半畳サイズの畳縁
のない畳も古民家の雰囲気とフローリングとの調和、モダ
ンな感じが人気でよくご依頼をいただきます。
どちらも素敵ですね。

年数を経たお家のリフォームやリノベーションを考えら
れるとき、こうした古民家の事例を参考にされるとイメー
ジや夢が膨らみますのでおすすめです。

畳替え あるある

以前もお話したことがあるかもしれませんが…

畳替えのご依頼をいただき、畳を持ち上げたら
・シロアリが入ってしまい、座板や柱がボロボロに…
・シロアリじゃないけど柱が湿気や老朽化でギシギシ…
・このギシギシは畳じゃなくて座板や柱が原因だった…
などなど 単純に畳を替えれば万事解決!とはいかない
ことがよくあります。
そうなると、大工さんや工務店さん、害虫駆除の業者さ
んに手配し、改修してもらわないと…ということに。
これ、けっこう『あるある』なんですよ。
こういった事態になると、『この段階で気付いて良かった』
と思うしかありません。(実際 そうなんですよ)

上記のような問題がないとしても、畳替えをするとき、
畳の下である座板や床下を見ておくことをおすすめしてい
ます。
畳替えを良い機会として、ふだん目の届かない見えにくい
ところを見ておくことが家のメンテナンスにつながります。
心配なところを早期に修繕しておけば費用も抑えることが
できます。
畳に限らず、業者さんに来ていただく機会があったら、
周辺に問題はないか一緒に見てもらいましょう。

ふるさとのお家の修繕

もうすぐお盆を迎えますね。
ふるさとに帰省されるという方も多くいらしゃると
思います。
親御さんが健在でいらしゃる場合でも、現在誰もお住
まいではない場合も修繕が必要だと感じつつも、いざ
と思うとなかなか難しいところですね。

以前、当店にご依頼いただいたお客様も上記のような
状況で、畳替えをご希望でした。
お母様がご健在でしたが、全てを任せるのは負担が
大きく、かと言ってご自身の帰省の滞在時間では納品
など最後まで見届けることが出来ないということでした。
そこで 帰省の時期までに畳替えの内容(新畳or表替え、
素材選び(畳床、畳表、畳縁など)を電話で相談して、
帰省時に最終決定をして施工に入り、滞在中に納品をさせ
ていただくことにしました。
全てをご自身の目で確認しながら畳替えが出来たと喜んで
いただきました。
他にも、帰省時に打ち合わせをしておき、次の帰省に納品
するという依頼もあります。
特に誰もお住まいではないお家は傷みに気付くのが遅れて
大きな修繕が必要になる場合もあります。
お盆の帰省時はお家の点検をされてはいかがでしょうか
畳に限らず屋根や壁のひび割れなどチェックして、今では
なくても数年後は…という視点で見ておかれるのも大切です。
是非、ご検討・ご相談下さい。