「これってカビ?」 そんなときは…

どんなに気をつけていても 畳替え(新畳、表替え)を
してはじめての梅雨はカビが発生してしまいがちです。
カビが発生してしまったからといって自分を責めては
いけません。(奥様も責めてはいけませんよ)
自然素材ですから、仕方がないことなのです。
早く対処すれば、問題ありません。

① まず、ほうきなどでカビを掃き出します。
(掃除機を使うと目詰まりするため、故障の原因になります)
② 乾いたウェスやタオルなどで拭きます。
③ 天気が良ければ換気、雨なら除湿機やエアコン、
扇風機などで温度と湿度の上昇を抑えます。
④ 匂いが気になるようなら、消毒用エタノールを霧吹きで
スプレーし、拭きとる。(火気厳禁です)
6畳間で500mlぐらいが目安です。あまったら、冷蔵庫の
お掃除などに使えます。

とにかく、早く対処すれば大丈夫です。
気づかず放置すると、黒や赤いカビになってシミになってしまうので、和室の状態を毎日確認してくださいね。
お困りでしたら、お気軽に当店にご相談ください。

 

「カビ」を防いで快適に…

全国的に梅雨入りしましたね。
この時期、心配なのは「カビ」です。
食品には気をつけるのですが、畳の「カビ」には
無防備になってしまいますね。

さて、なぜ畳に「カビ」が発生するのでしょうか?
「カビ」の発生には3つの要因があります。
① 気温が(室温)20℃以上
② 湿度が60%以上
③ カビの餌がある(畳表の栄養分、食べこぼしなど)
上記の条件が揃うとカビが発生します。
畳替え(畳を新調、畳の表替え)をしてはじめての梅雨は
畳表などに栄養分があり、梅雨特有の気温と湿度の上昇が重なるので気をつけなければいけません。

上記の状況を避ければ、カビが大量発生することは防げます。
まず、天気の良い日は換気をして、風通しをよくしましょう。
除湿機やエアコンのドライ運転で室温と湿度の上昇をおさえましょう。(冬季は加湿をし過ぎないようにしましょう)
和室に洗濯物を干すのは控えましょう。