大田市 A邸

機能と耐久性
十数年前から薄畳(厚さ15mm~25mm)のご注文を承るようになりました。と、同時に床暖房用をフローリングではなく、畳で使いたいというご注文も増えました。
住宅のオール電化、蓄熱による深夜電力の利用などで床暖房を取り入れる方が増えたということでしょうか。

その頃に納品させていただいた現場に伺いました。
面状発熱体を使った畳の床暖房です。

畳は畳縁無しの半畳サイズ、畳表の目が交互に納まる市松敷きという敷き方です。

畳表はセキスイ美草グリーンで、目の細かい目積畳表です。
美草は耐久性に優れ、色褪せもほとんどありません。
しっかりとした素材を選ぶことによって、床暖房の快適な機能と耐久性で きれいな状態で長く使うことができます。

こちらの建物は古民家をリフォームしたものです。
新しい素材でありながら、昔ながらの面影を大切にする古民家にもマッチしています。