半畳サイズの畳縁付きの畳を6枚並べたお部屋です。
でも それだけではありません。
なんと、床暖房仕様の畳なんです!
最近、全面床暖房仕様の住宅が増えてきましたね。
床暖房=フローリング と思っていませんか?
畳で床暖房は可能なんです。
座ったり、寝転んだり、体に直接触れる畳はフローリングよりも
床暖房の暖かさを実感していただけると思います。
後付の工事でも畳の床暖房は可能です。ぜひご検討ください。
大田市 M邸
2色使いが素敵な畳スペースです。
セキスイ美草目積畳表・モカベージュとグリーンの組み合わせです。
小上がりになっていて、収納スペースも確保。
色味をおさえた引き出し部分が2色の畳を引き立てています。
ゆっくり横になったり、冬にはコタツを置いてもいいですね。
たこ焼き 大好き!
いきなりですが、「たこ焼き」好きですか?
私は大好きです。
でも、なかなか美味しいたこ焼き屋さんって少ないですよね。
そこで とっても美味しいたこ焼き屋さんをご紹介します。
その名も『たこ焼き 大明神』さんです。
主に川本町や美郷町で営業しておられます。
こんな感じで、生地をたーっぷりっ!
野菜からも出汁を引き出しつつ、こんがり。
生地を何度も追加して、大きいたこ焼きに…。
マヨ焼きとネギ焼きの2種類です。
アツアツです!
外はカリッと 中はとろとろ…。
店主さんのこだわりの味です。パックにも入れてくださいますが、写真のような ”船”に入れたほうがベストなんですって。
1つが大きいので、ボリュームもあります。
大明神さんのおかげで「たこ焼き難民」脱出です。
たこ焼きだけではなく、店主さんの軽快なトークも一緒におすすめします。
ごちそうさまでした。
是非食べてください!~板わかめ~
「花冷え」という言葉がありますが、今年はまさにそうでしたね。
桜も散り、葉桜となったこの時期…
始まってました!!『わかめ干し』
春ならではの柔かいわかめを刈りとり、洗って干していきます。
手作業でわかめを並べていき、乾いたわかめを板状にした『板わかめ』として販売されます。
パリパリのわかめをご飯の上で砕いて食べると絶品です。
ご飯がすすみます。
この時期、絶対食べなければならない、ふるさとの味です。
ぜひ、お試しください!期待を裏切りませんよ。
『想いを残す』
以前、畳替えをしてくださったお客様に出会いました。
おばあ様が「どうしても畳を替えておきたい」ということで、お孫さんからご連絡をいただき納品をさせていただきました。
何度も何度もおばあ様が「畳替えができてよかった」とおっしゃるそうです。
とても心が温かくなり、この仕事をしていて良かったと思う気持ちとちょっと誇らしい気持ちになりました。
本当に励みになります。
最近は 「子供や孫のために畳替えをする」とおっしゃる方が多くおられます。リフォームをしてから次の世代に家を託すということでしょうか。そう考えると畳替えは『家族に想いを残す』ということでもあるのでしょうね。
気を引き締めて『大切な想いを残す仕事』をしていきたいと強く思いました。ありがとうございました。
力走!石東駅伝競走大会
第43回石東駅伝競走大会が行われました。
暖冬とはいえ、風が冷たいこの季節…春を呼び寄せるような力強い走りのランナーの皆さん、颯爽と駆け抜けて行きました。
ゴールまであと少し…頑張って!!!
『想い』を感じるリフォーム
「リフォームするなら、バリアフリーに…」
いろんな方法がありますが、畳でバリアフリーにすることもできます。
下の写真は部屋の敷居の高さに合わせた畳を廊下に敷き詰め、部屋と廊下をバリアーフリーにしました。
突き当たりもなんのその…
大規模な工事をせずに、バリアフリーにすることができます。
逆に、敢えて段差を設けるというお客様もおられます。
和室をおしゃれに見せる効果がありますし、収納に使うことも。
それだけではなく、この段差が健康維持に一役かってるんです。
例えば、楽に足をあげられる高さに段差を設定したり、腰を掛けた状態から立ち上がりやすい高さに段差を設定することで、生活をしながら体の機能の維持になるという訳です。
どちらのリフォームも家族への想いを感じますね。
かわいいペットと畳の関係
畳のお悩みをご相談いただくのですが、
一番多いのは 「現在使われている畳が畳替えの時期にきているか、
またどういう方法での畳替えが最適か」ということです。
そして 最近増えてきたと感じるのはペットのお悩みです。
室内でワンちゃんやねこちゃんを飼ってらっしゃる方から
「畳で爪をガリガリ研いでしまう」というものです。
主にねこちゃんになりますが、ワンちゃんでも引っ掛けてしまい、畳が
ダメージを受けてしまったとよくお聞きします。
畳替えをしてきれいにしようと思っても、またガリガリしてしまうのでは
ないかと心配される方が本当に多いです。
そういったお客様に試していただいているのがこれです。
何かわかりますか?
重いものやたくさんの荷物を移動させる重機のフォークリフト。
荷物を抱えるときにアームを荷物の下に差し込んで持ち上げるのですが、
アームが入るスペースをつくるものです。ダンボールを重ねてつくっています。
断面の波状の部分が爪を研ぐのに気持ちよいのか、今まで試していただいた
複数のねこちゃんに好評で、畳でガリガリしなくなったということです。
「ボロボロになったので またもらえる?」というリピーター?の方も多数。
今回はそのリピーター『らびちゃん』のお宅にお届けしました。
前回らびちゃんにたいそう気に入ってもらえたので 今回は5本束ねて
畳縁を付けたおしゃれな仕様にしてみました。
『らびちゃん』は世界遺産「石見銀山」のある大森町にお住んでいます。
五百羅漢で知られる羅漢寺も近にあり、情緒ある古い町並みが素敵です。
そこで、畳縁も「石見銀山」の文字が入った当店オリジナルの畳縁にしました。
(これは余談ですが…)
では、さっそくどうぞ!!!
う~ん、これは相当悩んでいるご様子…ちょっと凝りすぎたかな?
待つことしばし…
そう、こんな風に使ってもらえると、畳のダメージは減りますね。
ただ、どのネコちゃんにも気に入ってもらえるとは限らないので、ガリガリに
使ってくれそうなものを見つけてあげるのが重要ですね。
何本かストックがありますので、試しに使ってみませんか?
畳を選ぶポイント
「畳を選ぶ」って?
畳は大きく分けて畳の芯材となる畳床・畳床の上に張る畳表・畳の長い方に付ける畳縁(ふち)でできています。それらの素材は品質、特性、価格などでクラスがあり、部屋の使用目的や使用頻度、好みや予算によって選ぶことができます。
畳替えをするときに私たち畳店がご相談させていただくのも 畳床、畳表、畳縁をそれぞれどのクラスを選択するかということです。何をどう選べばよいか畳の”適材適所”を考えてみましょう。
〇畳床について
・ワラ床
稲ワラで作った畳床。部屋の湿度を調整します。踏み心地がやわらかでやさしい最高級クラスの畳床。価格もハイクラス。
・ワラサンド畳床
稲ワラの部材の真ん中に発泡ボードをはさんだサンドイッチ状の畳床。ワラ床には及ばないものの湿度調整ができ、踏み心地も良い。価格は少し高め。
・建材床
発泡ボードと木質繊維ボードで出来ている畳床。軽くて価格が上記の畳床より安価で近年では主流。
〇畳表について
い草を織ってつくられます。縦糸にあたる部材に糸が使われているものが糸引、麻が使われているものを麻引となります。糸引より麻引の方が厚みが増し、耐久性があるだけではなく、見た目や質感が良い。
折り目や目方、色合いで1等・特等のランクがあり、最近では国産のほかに中国産の畳表も使われるようになりました。また、樹脂素材でできたセキスイ美草や和紙でできたダイケンの畳表もあります。い草特有の香りや質感はありませんが色あせがなく、耐久力に優れているので長く使えます。カラーも充実しており、選ぶ楽しさがあります。
〇畳縁について
素材は綿と化繊があります。無地の縁は上品にすっきりとして見えます。柄縁は伝統的なものから今風の洗練されたものなどがあります。
迷ったときは部屋の壁の色に近い地色の縁を選ぶのが無難です。
畳縁によってお部屋の雰囲気が変わるので、選ぶのが一番楽しいかもしれません。渋いものからかわいらしものまで取り揃えております。
畳の適材適所とは?
大切なのはそのお部屋は「誰が」「何を目的として使うか」ということです。
ハイクラスの素材を選べばよいというものではなく、質感や耐久性など使用目的に応じた素材を選ぶことが畳の適材適所と言えます。もちろんご予算も重要な選択ポイントのひとつです。
【仏間と続き間】
来客時や法事などご家族の大事な行事を行う部屋なので国産の麻引などよいクラスの畳表が適しています。
【居間】
家の中で最も使用頻度の高い部屋なので、耐久性があり、質感のよい国産の麻引や糸引の畳表が適しています。
【子供部屋】
お子様の年齢によってもう一度畳替えをするなら国産の糸引。長く使うには耐久性に優れた麻引が適しています。
【その他の部屋】
使用頻度が低いなら国産の糸引が適していますが、お好みで麻引にしてもよいでしょう。
【介護をする部屋】
い草の畳表のほかに樹脂素材でつくったセキスイ美草の畳表を使うと水拭きができます。畳床を特殊なものにすると畳を洗うことができます。
最後に…畳床・畳表・畳縁の組合せについて
車とその内装を考えたとき、高級な本皮のシートをファミリークラスや四輪駆動車に装備しませんよね。畳もそれと同じで、ワラを使った畳床に品質の低い畳表をつけません。せっかくの素材を良さが生かしきれないからです。選ぶ素材のバランスが大切です。
以上を考え合わせて“適材適所”になるよう畳替えをしましょう。